在宅起訴

在宅起訴とは、被告人を刑事施設に勾留せずに検察官が裁判所に訴えを提起することである。被告人に証拠隠滅や逃亡など可能性がない場合に認められる。在宅起訴をされた者は身柄を拘束されず、普段と同様の社会生活を送りながら公判を待ち、裁判が開始されると、被告人は裁判所へ自宅から公判に通うこととなる。身柄を拘束されないことを「在宅」というためこの状態で起訴されることを「在宅起訴」という。

在宅起訴の種類として、略式起訴と公判請求との2通りがある。

公判を開かずに書面の審理のみにより罰金または科料を科するよう求める起訴を略式起訴といい、公判を開いて証拠調べをし、判決を出すことを求める起訴のことを公判請求という。

略式起訴の場合、罰金を科する命令が送達され、罰金を納めれば終結する。起訴後も身柄拘束はされない。

また公判請求の場合も、起訴前に身柄を拘束されていなかった以上は起訴後も身柄を拘束されないのが通常である。